今日届いたAdobeからのメールによると、製品のアップグレードポリシーが変更されて、今後は直近のバージョンしかアップグレード対象製品にならないとのこと。つまり、最新のバージョンを使いたいのであれば、新しいバージョンが出る度にアップグレード版を購入するか、製品版を購入するしかないということらしい。
私の場合、今までは自分にとって便利な機能、例えば最近では64bitOSへのネイティブ対応、とかがあればバージョンアップしていたのだけれど(それ以外はスルー)、今後はそういうことができなくなるということなのか。それが不満なら年間契約のサブスクリプション版を使え(サブスクリプション版の方は常に最新バージョンが提供されるらしい)、ということなのだけれど、これが年間6万円。なんかやり方が鬼畜すぎやしませんかい?
今のところ、趣味と仕事の両方でAdobe製品を使用しているのだけれど、趣味の方にこんなAdobe税を突っ込むなんて論外だし、仕事の方だって使っているのはPhotoshopにDreamweaver、Illustratorぐらい。Photoshopは最近バージョンアップしたばかりだし、IllustratorはいまだにCS2を使っているけれどオペレーション担当者は特に不満はないと言っている。
というわけで、ちょっと使いにくさを感じているDreamweaverのみバージョンアップしてやることにして、あとはこれにてバージョンを凍結してやろうかと思う。今後発売される新しいOSで古いAdobe製品が動作しないという事態も起こりうるけれど、そうなったら旧OS環境のマシンを用意するまでのこと。実際、余っているPCは結構あったりする(笑)。
それにしても、こういうやり方をしてAdobeに成算はあるのだろうか。年間6万円の新Adobe税にしても、Creative Suiteに含まれるあらゆる製品、それこそPhotoshopからIllustrator、DreamweaverにPremier、Acrobat、Flush、InDesign等々を使いこなしているのなら余裕で元は取れそうだけれど、それらを使いこなさなければならないほど忙しい会社・事務所なら、現行のバカ高いパッケージ版を普通に買ってくれそうな気がするぞ(笑)
…と勢いで書いたものの、仕事で使うことを考えれば、PhotoshopとIllustrator、Dreamweaverしか使っていくても新Adobe税は大した金額ではない。月額にすれば5,000円だし。こう書くと、あれ、そんな悪い話でもないような(笑)。…成算は十分にあるんだろうな。
ただ、やり方が気に食わない(笑)。正直に書くと、金額の問題ではなく、何が何でもサブスクリプションの方へ移行させようとする根性が気に食わん(笑)。
「あの」マイクロソフトですら、稼ぎ頭のオフィススイートは4世代前の製品までアップグレード対象になっているんですぜ。
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