悪くは、ない、けど


長らく、D700のバッテリーグリップ用にD2X用のリチウムイオン電池(EL-EN4)を使いまわしてきたのですが、とうとう寿命を迎えてしまいました。
まあ、7年も使ったので天寿を全うしたといったところなのですが。

とりあえず今は単3型エネループ(8本)を代わりに使っています。

連写速度は落ちないし(もっとも、滅多に連写なんてしませんが)、宣伝文句通り、充電後多少放置しておいてもあまり消耗しません。それになにより安い。
EL-EN4(現行品は大容量化されたEL-EN4aですが)を今買うと実売で大体12,000円ぐらいするんですよね。

(D4/D800世代以降のカメラにも使いまわせるのならともかく、電気用品安全法とやらのお陰でバッテリーの規格が変わってしまい、EL-EN4aが使えるのはD3/D700世代のカメラまでとなってしまいました。近い将来予備カメラになることが確実なD700の、それもバッテリーグリップのためだけに購入するかとなると、ちょっと二の足を踏んでしまいます)

とまあ、ちょっと重くなってしまうことを除くと良い事ずくめっぽいエネループなのですが、気になる点も少し。

ひとつは、これはひょっとしたらカメラの不具合もしくは仕様なのかもしれませんが、残量表示があてにならないという点。
電源をオンにした時は満容量表示だったのに、1回シャッターを切るだけで残容量が1/2表示になってしまったりします。まあ、残量が心配なら予備のセットを複数用意しておけばいいのですが。

もうひとつはエネループというか、汎用タイプのニッケル水素電池の問題なのですが、充電に時間がかかるという点。
急にカメラが入り用になって、あ、でも電池の残量が少なくなってる、なんて時、リチウムイオンだったら機材をカバンに詰め込んでる間に継ぎ足し充電が完了してしまうのですが、エネループだとなかなかそうは行かない。まあ、これも予備のセットを複数(以下略

【余談】
それにしても確固としたブランドイメージのある製品のデザインをあんな風に改訂するなんて、やっぱり松下ってどこまで行っても松下だな。


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