Rising EDNO


2-1での勝利。後半40分台からのハラハラするような展開は、もはや今シーズンの様式美(笑)。

セレッソのゲームをスタジアムで観戦するようになって10年以上になりますが、目の前で名古屋に勝つところを見たことがありません。特にここ最近はいつも、結局ケネディの高さの前に失点し、闘莉王に際どいプレーで得点を防がれる、と、とことんしてやられてる印象が強烈です。連敗中の相手とはいえ、いや、そんな相手にころっと負けてしまったりするのがセレッソの持ち味(…)だったりするので、どうなることかと思いつつスタジアムへ。

ところがいざゲームが始まってみると、結構セレッソのペースで時間が経過していきます。というか、贔屓目を抜きにしても、あらら名古屋どうしたの?という展開。
5月負けなしとはいえ観戦したゲームはスッキリしないものが多いので、他所様の心配をする余裕なんて持ち合わせていないのですが、いろんな場面で名古屋のプレーの精度が「?」でした。パス、サイドチェンジ、ハイボールの競り合い、その他いろいろ。
それでも、決定機に決めきれず前半は0-0で折り返し。

後半に入っても前半からの流れが続いているように感じられた中で、とうとうこの人がリーグ戦初ゴール。

DSCF0850

エジノさん、「レヴィーからそろそろ見切られそう」なんて書いてしまって、ゴメンナサイ。直前のナビスコカップ鹿島戦でゴールを決めた時も、「まあ、たまたまとちゃうの?」なんて思ってしまって、本当にゴメンナサイ。

その後、曜一朗のゴールで2-0にするものの、ロスタイムに入ってケネディにお約束のごとく決められヒヤヒヤしているうちにタイムアップ。まあ何とか逃げ切ったものの、もし名古屋が1-0になった時点で後半40分台に見せたようなプレーを仕掛けてきていたら…。

ともあれ、これでリーグ戦は7月まで中断。チーム全体の調子が上向いてきているところでの中断は惜しい気もしますが、「ターンオーバー?なにそれ?」な調子で過密日程を戦ってきたことを思えば、ちょうどいいのかもしれません。

それにしても。

_DSC2163

…いったい、何が起こっているんだろう?
チケット完売なんて、初めて見ました。最後に優勝争いした2005年最終戦も、ハコが違うとはいえ、確か完売はしなかったはず。
キンチョウスタジアムリニューアル後の初ゲームとなった大分戦が14,000人超、ナビスコカップ鹿島戦が平日の夜にもかかわらず10,000人超。そして今日は16,000人超。
そりゃ当然一サポーターとして、観客動員は多いに越したことはないですし、手放しで嬉しいです。チケット売り上げの増加はクラブの収益増加→戦力強化にモロにつながりますから。

残念ながら、ここ関西ではJリーグはまだまだマイナーな扱いから抜け出せておらず、曜一朗や蛍、タカもサッカー好きならともかく、一般にはそれほど知名度があるとは思えません。A代表の選手もいませんしね。

なのに、満員札止め。う~ん、なぜだ。

もっとも、これはキンチョウスタジアムだから札止めになるのであって、隣の長居スタジアムでは16,000人程度ならスカスカです。30,000人入ってようやくギッシリ感がでてくるところでしょうか。

ただ、単純に観戦の快適さだけを取れば多少スカスカ感のある方がいいのですが、臨場感や盛り上がりも含めたトータルでの楽しさは観客席がぎっしり埋まらないと生まれません。その意味では、一応長居スタジアムと併用ということになっていますが、キンチョウスタジアムをホームスタジアムにしたのは大正解だったとつくづく思います。


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です