毎シーズン思うことですが、やはりシーズン最終戦というのはいろいろと感慨深いものです。
特に今年はセレッソを5年間率いてきたレヴィー最後のリーグ戦。感慨もひとしお。ちょっとしんみりしつつもスタジアムに向かったのですが、そこに待っていたのはセレッソお得意のバカ試合(笑)でした。
…アウェーまで応援に来たのにこんな展開になったら、しばらく立ち直れなくなるかも、私の場合。
さて7回あったゴールシーンの内、印象に残ったのはこの二人。
まずは杉本。1トップ3シャドーという独特のフォーメーションをとるセレッソのサッカーにおいて、その1トップを務めるのは並大抵ではないはず。
そこへ(小松の負傷離脱があったとはいえ)抜擢されているということは、レヴィーが潜在能力大いにありと認めているということ。
今シーズンの出来はおそらく不本意だっただろうけれど、こうやって1つずつでもゴールを重ねていけば才能が開花する日も遠くはないのでは。
写真に撮ることはできませんでしたが、ゴールを決めた後、ベンチのレヴィーの元へ走って行って抱き合っている姿を見たときには、不覚にも少しウルっとしてしまいました。
続いて村田。いつぞやの試合のハームタイムで、古巣の大阪体大チームに花束を贈呈していた時の複雑そうな表情がいまだに記憶に残っています(つまり、その日彼はベンチ入りすらできなかったということ)。
個人的には、全盛期のモリシを彷彿とさせるプレイがちょこちょこ出てくるので(笑)、非常に気になる選手。
今シーズンの出番は決して多くはなかったけれど、これからのセレッソにとって欠くことのできない選手になるのではないかと期待しています。
決して財政状況が豊かではないクラブの常として、おそらく来季も、有力選手がシーズン途中に海外へ移籍なんてことは十分ありうるでしょう。
でも、杉本や村田、そして、扇原、山口といった選手たちが、代わってセレッソを引っ張っていってくれることを願って止みません。
そして最後に。
サッカーの面白さを見せてくれたレヴィーに感謝。
でも「さよなら」はまだ。
できれば、元日の国立競技場で。
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