久しぶりに気分よく長居から帰宅。

いきなりソウザが負傷交代、直後にミスからの失点と、いつものような嫌なムード。
それをひっくり返したのが清原の初スタメン、初ゴール。
同点のまま前半を折り返し、一進一退の攻防が続く中、山村の異次元ヘディングで勝ち越し。
アディショナルタイム5分も凌ぎ切って2-1の勝利。

とまあ、淡々と書くと淡々と勝ったように思えますが、実際は久しぶりに見応えのある試合でした。

今シーズン初めて柿谷を1トップに据えた布陣でスタートしたのですが、ソウザに代わって急遽入った扇原が試合に馴染んでくると、セレッソの攻撃陣が主導権を奪取。それなりにボールが回り始めます。
ここ数試合、中盤でスピードダウンしている内にゴール前を固められ、無理やりシュートを打つと枠の大外、ドリブルで突っ込んでいくと途中でボールをかっさらわれてカウンターを食らう、という光景をいやというほど見てきたのですが、今日は前線に柿谷が張り付いているせいで相手DFに迷いを生じさせディフェンスラインをバタつかせる場面が度々生まれます。
そうした中での清原のゴールでした。
終盤、それまでトッブ下にいたブルーノを1トップに、柿谷をトップ下にとポジションを逆にしたのは、ブルーノの足が止まっていたからでしょうがないところでしょう。柿谷1トップのままでブルーノに代えて玉田でもよかった、というか、そうなれば更に追加点が奪えていたかも知れませんが、既に交代枠を使いきっていたのでこれは次戦以降のお楽しみ。

今期、幸先良くスタートダッシュを切ったものの、5月に入って失速していたセレッソ。
モニさんやジンヒョンのインタビュー動画を見ても、今日の試合と次節の讃岐戦は流れを好転させる重要な試合だと選手たちも気合が入っていたようです。
それが空回りせず、逆転勝利を収めることができたのは、停滞していたチームが再スタートを切る上で大きな意味があったと思います。

それにしても、セレッソが勝つと筆が進む進む(笑)