勝ち点30台後半に乗って余裕をかましたためか、結局は最終節までJ1残留が決まらないという展開に。
もちろん、残留争い4チームの中では「引き分け以上で自力残留決定」という一番有利な立場だったのですが、「何か」がかかった最終節にはことごとくやらかしてきたのを知っている古手サポーターとしては、いやな胸騒ぎをちょっぴり感じつつ、スタジアムに向かったのでした。
個人的には今年2度めの長居スタジアム。
ゴール裏や一部のカテゴリーはすし詰め状態でしたけれど、19,000人弱の観客動員だと全体としてみればスカスカなんですよね。
あらかじめ決まっていたから仕方がないとはいえ、こういう痺れるようなシチュエーションの試合こそサポーターの声援がより届きやすいキンチョウでやってもらいたかったですね。
肝心の試合内容は、正直なところ出来のいいものではありませんでした。
「先制されちゃいけない」とでも意識し過ぎたのか、どうにも動きが悪い。攻めきれず、モタモタしているところにカウンターを喰らい、先制されるとそのまま前半終了。
「後半、何とか追いついてくれるやろ」と思いつつも、過去の嫌な記憶が蘇ったりしているうちにハーフタイムが過ぎて後半開始。
レヴィーのカミナリでも落ちたのか、前半よりは動きが良くなってきたな、思っていたら急造SBの康太が負傷交代。
替わって入ったシャケに期待と不安を覚えていると、意外にもこの人が同点弾を叩きこんでくれました。
え~、横山かよ、って感じの視線を送っている實藤と井川の表情が面白い(笑)。
もちろん、このまま試合が終わることはなく、またもや1点ビハインドとなりアディショナルタイム突入。これはひょっとして播戸劇場開幕かっ、と誰しもが思った時、再び横山のシュートがゴールネットを揺らしたのでした。
歓喜の選手・スタッフ。肝心の横山はどこにいるのかわかんない(笑)。
おまけになぜか、ジンヒョンまで輪の中に入ってる(笑)。
…まだ試合は終わっていないので、当然レフェリーが注意しにやってきました。
で、このままタイムアップ、2-2の引き分けで自力でのJ1残留を決定したのでした。
結局最終節までもつれた4チームの内、セレッソと新潟が残留、隣と神戸がJ2降格。
神戸は最後にゴタゴタがあってサポーターには気の毒な気もしますが…。
これで来季のJ1関西勢はセレッソだけになってしまいました。個人的には気軽に行ける近場のアウェーゲームがなくなるのが痛いですね。もっとも、今年はホームゲームにしか行ってませんが。
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